生命保険だけで安心できますか?
「僕にもしものことがあっても、生命保険を2000万円もらえればうちはしばらく大丈夫。そのために、毎月4万円も保険料を払っているんだから」といって安心している中高年の皆さん!!
残された家族は、それだけで安心できるでしょうか。最近は、昔のように長男が両親と同居をしていて、親からの土地・家屋などを継ぎ、姉妹は何も相続しない、という時代ではなくなりました。
長男は立派に東京で独立しているし、長女はいいところに嫁にいった、あるいはまだ学生だし…というご家族も少なくないはずです。さて、あなたに「もしものこと」があったら、遺言書がない場合に、ご家族はどのような手続をしなければならないでしょうか。
「いや、わたしはたいした遺産はないし、子供達は仲良くしているから、問題ないでしょ」といっても、実際は、土地・家屋・預貯金・賃貸借権・株券・ゴルフ会員権……それらを相続人で分割しなければなりません。預貯金を引出すため、相続人である息子一人で手続にいっても、銀行側からノーと言われ、いろいろな手続をしなければならなくなったら残された家族は困ってしまいますね。
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